澤井 紅葉

フィリピンの高校について紹介します。

みなさんこんにちは!

フィリピンに留学中の澤井紅葉です。
第三回目となる今回はフィリピンの高校について紹介したいと思います。
私はステイしている家から徒歩20分のところにある私立の高校に通っています。
3、4歳の幼児から18歳の高校三年生までが通っていますが、各学年1クラスしかなく、全児童生徒合わせて400人の規模は小さめの学校です。私の学校生活は朝8:00のセレモニーから幕を開けます。国旗を中心に整列し、国歌,校歌を歌います。授業は一コマ2時間で、一日4コマで構成されています。
科目は数学、生物、フィリピン語、体育のほかに異文化をどう受け入れるかの授業、世界の宗教の授業、パソコンを使うときに留意することを学ぶ授業などがあります。
すべての授業は基本的に英語で行われますが、30秒に1回くらいの頻度でタガログ語がしゃべられています(笑)授業は日本とは全然違います。まず、学習内容は狭く、浅く、少量を扱います。
日本の高校で1年と3か月勉強してきたわたしにとって新しく学んだことはタガログ語以外今のところありません。けれども学んだことを要約したり、パワーポイントを作ってプレゼンしたり、アウトプットを大切にする点は私にとっては新しいです。
日本の高校では数学が大の苦手で友達にいつも心配されていたわたしですが、こちらではアンビリーバボーな天才です。
3人の数学専攻の先生と計算競争をしました。そろばん教室に3年間通っていたので余裕勝ちです、もちろん。(笑)同じ留学団体のスイスから来た男の子は、フイリピンは暗記型教育で大変だと言っていました。
日本の教育はもっと暗記重視だと伝えたら机に突っ伏していました。

先ほど授業は2時間だと言いました。が、授業中はなんでもありです。
私が一番驚いているのは休み時間についてです。みんなは毎休み時間ごとにおやつを食べます。
わたしはぶくぶくになった状態で日本に帰りたくないのであの手この手で薦めてくる食べ物を断っています。でもいらないというとWhy?と必ず聞かれるので、水を飲んであたかも何かを食べているかのように装うという技を身に付けました。でもわたしの留学の目的が言語能力向上のためではなく異文化を学ぶためだと知っている学校の友達は文化は食から始まるとか言ってフィリピンの食べ物を大量に私にくれます。
「この国では食べることは罪じゃないのよ。わたしたちの目的は帰国時までにあなたをふとらせることだから。うふふふふふふふふふふふ。」なんて恐ろしいのでしょう(笑)


毎月何かしらのフェスティバルを開きます。7月はヘルシー月間、8月はフィリピノ月間です。
8月末にラカンビーニと言って、ミス・ミスターコンのようなものが開かれるのですが、実は私、出場しました。学校の友達がこれはまたとないいい機会だと薦めてくれたのです。
この一ヶ月、猛特訓をしました。なぜならばコンテストではタガログ語のみの使用が許されるため、わたしはすべて暗記しなければならなかったのです。また、自分の特技を披露するのですが、私の特技である歌は日本語のため歌えず、ピアノを引くことになりました。さらにはドレスを着て10cmのハイヒールを履いてミスユニバースのように歩いたりポーズをとったりする練習もしなければなりませんでした。とても大変ではありましたが、学校の友達がたくさん助けてくれたおかげで、ベントアンサー賞と、第二位という結果を得ることができました。
一言では表しきれないほど協力してくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。このコンテストを通じて友達とすごく仲良くなることができたのもまた嬉しいことのひとつです。

すべての学校がそれぞれ8月を祝います。けれどもその形は様々です。
わたしの学校は裕福な家庭の子供たちが通う学校のため、豪華なコンテストが開かれました。
わたしも相当な金額を支払いました。ほかの学校の様子を見ると、純粋に伝統的なダンスを楽しんだりと、もちろん素敵ではありますが質素でもあります。これもまたひとつの格差だとわたしは感じました。彼らが優越感を感じたりひがんだりしているわけではありません。ただ客観的に見て違いを感じるのです。日本の高校の学校祭は個性は様々ですが、格差を感じることはないと思います。とにもかくにも異文化を深く体験した一ヶ月でした。

次は宗教の話ができたらいいなと思います。もっと学べることがあります。もっと頑張ろうと思います。それでは、また今度。

  • 2016年10月21日
  • 森本 珠莉
  • オーストリアレポ vol.02
    2泊3日で留学団体のオリエンテーションがあり

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