愛知県教育委員会に高校生がやってきた…

愛知県では、教育基本法第17条第2項に基づく教育振興基本計画として、「あいちの教育ビジョン2020 - 第三次愛知県教育振興基本計画 -」を策定しました。

その計画には『あいちの人間像』を実現する五つの基本的な取組の方向が示されており、その基本的な取組の一つには、キャリア教育をはじめ、子どもたちが将来生きていくうえでの羅針盤となる教育を充実させ、社会の激しい変化の中でも自分自身をしっかりと持って未来のあいちを担っていく人材を育てることとして「未来への学びを充実させ、あいちを担う人材を育成します」という取組方向が示されています。

そして、その取組の柱として「社会人・職業人としての自立に向けたキャリア教育の推進」があり、高等学校におけるキャリア教育を推進するために、この度、高等学校教育課が特定非営利活動法人 アスクネットに委託をして、未来を生き抜く人材育成事業「キャリア教育コーディネーター活用事業」を実施しています。

この事業は、キャリア教育に関する専門的な技術、手法、情報、経験などを有するキャリア教育コーディネーターが生徒たちの希望を聞いて、企業と学校の橋渡しを行いますが、その中の1つとして受入先に愛知県教育委員会を希望する県立西春高等学校から2名の高校生が教育委員会の生涯学習課にインターンシップに来ることになりました。

西春高等学校では、インターンシップを通じた探求活動として、生徒が社会で役割を担う存在となる自覚をもち、主体的に進路を選択していく姿勢になることを目的に、業界の最前線に立つことで、生徒の価値観を刺激し、生徒たちが自身の担うべき役割を考えるきっかけをつくるという目標を掲げ、この事業に取組んでいます。

生涯学習課からは生徒に対して、① 愛知県の生涯学習情報システム「学びネットあいち」をもっと見てもらうためにはどのような工夫をしたらよいか。② 学齢が上がるにつれて読書離れが進むが、高校生に本を読ませるためにはどのようにしたらよいか。という課題を事前に伝え、当日は担当職員と意見交換等をしていただきました。

「学びネットあいち」については、どのようにしたらもっと見やすく、より多くの方に見てもらえるサイトになるか、様々な改善案の提示から提案書のまとめ、発表までしてもらいました。二人はインターンに来る前からサイトをしっかりと見てきてくれて、たくさんの意見を持って話し合いに参加してくれました。

また、子ども読書活動については、高校生がどうして本を読まないのか、また何があれば読むようになるのかの意見をいただき、さらに、今の高校生にメッセージを伝えるために、視覚に訴えることやキャッチーなフレーズをポイントとした提案もいただきました。

どちらの事業も、普段から事業担当者が意見交換をしたり、有識者の会議でご意見をいただいたりしていますが、なかなか効果的な事業にまでつながっていないところです。今回、二人の若い視点からの率直な意見を聞く機会をいただいたことは、インターンシップ生を受け入れる側としても大変有意義なこととなりました。特に、「学びネットあいち」への「そもそも生涯学習が何か分からない」という意見は最も基本的なことであり、ハッと気づかされたことでした。現在、生涯学習についての説明をサイトに入れる方向で、どのような形で表記するのが良いか、具体的に検討を進めています。その他いただいた意見等も、今後事業がより良いものになるように、参考にさせていただきたいと思います。

意欲的に取り組むフレッシュなお二人の姿にとてもいい刺激をもらい、貴重な経験となりました。

 

★未来を生き抜く人材育成事業

キャリア教育コーディネーター活用事業

高等学校におけるキャリア教育を推進するためキャリア教育の専門家を活用します。

キャリア教育に関する専門的な技術・手法・情報・経験などをもつキャリア教育コーディネーター4名が、 学校と企業との橋渡し役として、指定したモデル校のインターンシップ受入先を開拓するとともに、 普通科及び総合学科を設置する全日制高等学校を対象にキャリア教育に 関する専門的な知識・技能をもつ社会人を招いた講演会を企画・運営する。

 

▲学習教育部長と生涯学習課長に自分たちの
アイデアを説明するインターンシップ生

お二人からたくさんのご意見をいただいた「学びネットあいち」では、楽しく学べるスポーツ教室やものづくり講座、料理教室などの情報がたくさん探せます!スマートフォンやパソコンでご覧いただけますので、ぜひ興味のあるキーワードで検索してみてください!

また、Facebookでも情報発信をしていますので、ぜひ「学びネットあいち」と検索して覗いてみてくださいね!

学びネットあいち
http://www.manabi.pref.aichi.jp/

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