選挙権を得るということ

18歳選挙権について

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僕は文部科学省という国の役所に勤める2年目職員です。
今年、国会議員全員が賛成して、選挙権年齢を18歳以上へ引き下げることが決定したことは知っていますか?
僕は、4月に今の部署に配属されてから、選挙権年齢が引き下げられたことで学校にどんな影響があるのか、どのように高校生の皆さんや先生たちを手助けできるのか、考え、国の立場から対策を講じる仕事をしてきました。

選挙は、投票を通じて、現在と未来の日本の在り方を決めていく仕組みです。
これからの日本を担っていく若者が政治に参加し、意見を反映させていくことを期待して、選挙権年齢の引下げが行われました。
こんなことを言われても「大人が勝手に期待してるだけでしょ」と思うかもしれません。
でも、選挙権を得るということは、たとえ自分が望んでなくとも、日本の未来に責任を負うということです。
皆さんはこれから選挙のたびに、必ず選択を迫られます。
あなたが「なんとなく良さそうな候補者」に投票しても、投票に行かなくても、選挙に勝った政治家は「国民の信任を得た」と宣言し、思う通りに政治を進めます。皆さんの税金を上げるかもしれませんし、その政治家の政策によってあなたが将来勤める会社が倒産するかもしれません。

政治が決めたことは、有権者全員の責任です。
選挙権を持っている以上は「大人が勝手に決めたことだ」と言うわけにはいきません。
だから僕は、どうするのがこの国にとって良いのか、みんながしっかり考えて投票することが大事だと思っています。
若者がしっかり政治について考えその意見が反映されることで、この国が良くなった、と言われる日が来てほしいなと思います(僕もまだ若者のつもりですが)。

senkyo-02文部科学省初等中等教育局児童生徒課 広瀬 章博
平成2年生まれの25歳
横浜出身
大学時代、韓国人を日本に招く交流企画の実行委員長を務める。
文部科学省に就職し、現在は児童生徒課に所属

  • 文部科学省は民間と協働し、若者の留学を促進するキャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」を展開中。

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